2015年5月26日火曜日

前の人の背中に毛虫がついていたら

普段はバスで通学をしています。座る席はだいたい毎日同じで。もだいたい固定です。
今朝はバスに乗ると偶然にも2人がけのシートが空いてたので、そこに友人と一緒に座り、スマホ片手に眠気と格闘してました。

すると友人がソワソワしながら声をかけてきました。
前の人の背中を指さしているっぽかったんですけど、眠かったので(w 適当に受け流しておくことにしました。

しばらく経っても友人はソワソワしてます。どんだけ気になってるんだよと思いつつ改めて前の人を見たら、3センチくらいの動く物体が。見直しても見直さなくても毛虫でした。
…虫嫌いなのでちょっと距離を置くことにしました。

すると何を決断したのか友人がおもむろにティッシュを取り出し、毛虫をつかもうと試み始めました


いやいや普通掴まねーだろう。

自分なら間違いなく前の人の背中に毛虫がついていたらスルーだよなあ。




まあ思っただけなので聞こえるはずもなく毛虫とりを続ける友人。
「思いやり精神の溢れる友人だなー自分は知らんから頑張ってくれー」って感じでしばらく観察してると、残念なことに掴めてしまったようで友人はちょっと取り乱してます。
…毛虫が気持ち悪いので更に距離を置きました。


さーてこの毛虫どうすんのか…と思いながらスマホに視線を戻そうとしたとき、
毛虫(生存)入りティッシュを急に自分に差し出してきやがりました





おかしい。





うんおかしい。




ちょっと待ったら理由がわかりました。窓から毛虫を出せってことらしいです。
あぁなるほどねと思ってしまった自分は、毛虫入りティッシュを受け取ってしまいます。残念。

もうこうなったらどうしようと無いので、頑張って窓を開け・・・


開かない。

3回頑張ったけど開かない。

詰みです。




その時、片手の存在に気づきました。片手があってよかった。人間でよかった。

さすがにバスを降りるまで毛虫と戯れるのは無理があったので、「あーごめんねー短い一生だったな」と囁きながら片手でティッシュを叩いて、成仏してもらいました。




偉い人はちゃんと外に逃がしてあげましょう。

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